【緊急】 2024年~ 介護施設 BCP(事業継続計画書) 義務化
※ BCP未策定の場合は「業務継続計画未策定減算」対象となります。
策定済みでも、研修・訓練が不十分だと減算リスクが残るため注意が必要です。
🛡️ BCPとは何か?
BCP(Business Continuity Plan)は、災害・感染症などの緊急事態においても業務を継続または早期再開するための計画です。介護施設では、利用者の安全とケアの継続が最優先されるため、BCPは「生命線」とも言えます。
📌 介護施設BCPの構成要素(厚労省ひな形より)
以下の2種類のBCPを策定する必要があります:
| 種類 | 主な内容 |
|---|---|
| 感染症BCP | 感染者発生時の対応、サービス継続体制、職員の安全確保、感染拡大防止策など |
| 自然災害BCP | 地震・台風・水害などへの備え、避難計画、ライフライン途絶時の対応、連絡体制など |
🎓 研修・訓練の重要性
BCPは「作って終わり」ではなく、職員への研修と定期的な訓練が不可欠です。実効性を高めるために、ロールプレイやシミュレーション形式の訓練が推奨されています。
⚠️ 義務化と減算リスク
2024年度の介護報酬改定により、BCP未策定の場合は「業務継続計画未策定減算」の対象となります。
策定済みでも、研修・訓練が不十分だと減算リスクが残るため注意が必要です。

